【堀川の奇跡】から学ぶ!中学校の学級経営で大切なこと3選

学級経営

【堀川の奇跡】から学ぶ!中学校の学級経営で大切なこと3選

今年初めて担任を持つけど、中学生とうまくやれるか不安…。生徒になめられそう…。教師として威厳を保てるかな…。等々、特に今年から教師になる方に関しては不安な方も多いと思います。そこでこの記事では

教師と生徒の関係性が良好になるための、担任がすべき決意表明3選【堀川の奇跡引用】

について、中学校教員として都道府県の優秀教員に最年少で推薦された僕が解説します。この記事を読むと、
クラスまたは学年に、良い組織風土が根付く
・教師と生徒の間の関係性が良好に向かう
・生徒の個人スキルや集団の団結力が高まる
・1年間、どんな方向性で学級経営すべきなのかわかる
 が実現可能になります。ぜひご覧ください。

【堀川の奇跡】とは

荒瀬克己先生

今回の記事は、あの「堀川高校の奇跡」を巻き起こした張本人「荒瀬先生」の言葉を引用しています。(公立高校でありながら、たった数年で国公立大学の合格者を30倍まで伸ばし「奇跡」として取り上げられた高等学校)私自身も、これをクラス、学年、全校の生徒に根付かせたく、様々な施策を行ってきました。ご参考までにどうぞ。

2022年度から実施される高校の新学習指導要領は「探究」に重点が置かれているが、すでに20年以上も「探究」に注力してきた学校がある。京都市立堀川高等学校(京都府京都市)だ。2つの探究科を設置後、1期生卒業の02年の国公立大学現役合格者数が前年の6名から106名に急増し、「堀川の奇跡」と呼ばれ注目を浴びた。以来、地元の京都大学に毎年30人以上の現役合格者を出すなど高い進学実績を維持している。

京大現役合格を急増させた堀川高校「探究」の今 | 東洋経済education×ICT | 変わる学びの、新しいチカラに。 (toyokeizai.net)

京都市立堀川高等学校は、2001年には国公立大学への進学者が6人でした。それが2007年には132人になりました。毎年30人以上、生徒の7人に一人が京都大学に合格するという奇跡を成し遂げました。特別な授業はなく、教科書も一般的に使われているものだけです。堀川高等学校には、他の学校にはない、生徒が自分が調べたいことをとことん研究できる「探究科」というクラスがあります。どんなテーマを選び、どんな実験を行うのか、全て生徒が決めて実行します。この授業が生徒の心に変化を及ぼしました。このクラスができてから、自ら率先して勉強する子供が劇的に増えました。

起死回生の学校改革
22歳のときに学生結婚をした荒瀬克己は、生活のため学校教師になりました。32歳のときに堀川高等学校に異動になりました。公立高校は、年を追うごとに国公立大学への進学率が下がり、「公立高校は4年生」と言われていました。国公立大学へ行くためには1年浪人するのが当たり前、という意味です。有名大学に行くためには私立高校へ行くのが当然という社会の流れがありました。どうすれば、自由な公立の良さを残しつつ進学ができる学校が作れるのかを考え続けました。荒瀬克己は教育委員会に異動となり、学校改革のための方針をまとめる役になりました。平成11年堀川高等学校に教頭として現場に戻った荒瀬克己は、教員総出で生徒の「知りたい」にぶつかっていきました。生徒たちの心に変化が訪れました。「しんどいけど勉強っておもしろい。」堀川高等学校の奇跡はここから始まりました。

荒瀬克己の言葉
渦中に入ると見えなくなるというのがあるでしょう。だからリーダーは渦中に入ってはいけない。
プロフェッショナルとは?という質問には次のように答えました。
やるべきときにやるべき場所にいて、やるべきことをしっかりする人。そして人事を尽くして天命を待つ。そういう人だと思います。

堀川高等学校はどうやって6年で国立大学進学を20倍に増やしたのか | ぐうたら休日の正しい過ごし方 (siyas.net)

【本題】担任がすべき決意表明3選【学級経営で大切なこと】

早速ですが、本題です。以下の3つになります。

①学校は学びの場である。力が不十分だから学校で学ぶ。だからみんなは、学ぶものとしての謙虚さを常に持っていてほしい。謙虚さと吸収力は隣り合わせにある。私は、多様な機会をみんなに提供することを約束する。

②学校は社会の縮図でもある。したがってルールがあってマナーも必要である。より良い社会にするための責任を私たちは共有している。だからみんなは、場と状況を把握して行動してほしい。私はみんなを、大きな子供ではなく、小さな大人として対応していく。


③学校は楽しい場所でなくてはならない。しかし、その楽しさとは待っていて与えられるものではない。楽しさは行動することによって作り出すもの。だからみんなは、自ら参加し、前向きな姿勢を常にもっていてほしい。私はみんなの個性を最大限尊重し、最後まで見守っていく約束をする。

【本題】の解説

今回の決意表明は、私が中学校で担任する度に生徒の前で話していたことでもあり、ラミネートをして掲示までしていた取り組みです。この3つは、教育業界すべてに共通して言える大切なことだと思います。
決意表明③にもありますが、みなさんにとって、「楽しさ」とは何でしょうか。生徒にとって、学校における「楽しさ」とは何でしょうか。休み時間に友達とおしゃべりすること? 体育の授業? 部活動?色々あると思います。しかし僕は、これとは別に、常に「楽しさの定義」として
昨日できなかったことが今日できるようになること。「成長」が「楽しい」という価値を共有していました。それでは、みなさんにとって、「教師」という仕事は楽しいですか?僕は以前、めちゃくちゃ厳しかった上司に、
「仕事が楽しいことばかりなら、お前会社に金払え!映画を見に行くのに払うやろ!給料貰ってるんだから、楽しかろうがしんどかろうがやれ!」
と言われたことがあります。今ではそういう言い方は問題になるケースもあるように思いますが(笑)ただ、僕は「それは全くその通りだ」と思っています。仕事なんて、しんどいし、つまらないこともある、けど対価を貰ってるから責任が発生するのであって、その責任に応じた働きは最低する責務がある、と。
でも、その通りなんだけど、人間しんどい、つらいことばかりじゃ嫌です。じゃあ、「どうする」と考えた時に、誰かに楽しさや楽さを貰えることを待つのではなく、自分が担うべき職務の中で「自分が楽しめるor喜べるor価値を感じられるorエトセトラ=モチベーションが上がる」ように、自分自身でどうやったらよいか、ってことにチャレンジしたほうが建設的だなと考えが至ったわけです。
*因みにその偉い人の真意も「しんどかろうがとにかくやれ!ってことではなく、責任は果たしつつ自分でなんとでも面白くできるぞ!」ってことです。
少し話がそれましたが、良い仕事ができるよう、自分自身でコントロールできる中でみなさんなりにチャレンジしていってくださいね!生徒も先生も、「楽しさは作るもの」です。もっと言えば、先生は生徒に【楽しさを提供する】ことが大切です。今回の記事についても是非とも実践してみてください!それでは、素敵な学校生活をお送りください☆

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